Textよりジーンズの入荷です。
近年ジーンズが環境に与える問題が大きく取り沙汰されています。
ポイントはいくつかあります。
1つ目はコットンの問題。麺栽培には非常に多くの農薬と水を使う。
また遺伝子組換えコットンが多く、環境に与える影響が大きい。
2つ目は染色の問題。あの色を出すには少なくても数回、多くて10回程度
の染色工程を必要とする。ここで水を使うとともに、合成インディゴ染料
による水質汚染も問題になる。
3つ目は生地仕上げ。多量の薬品と水を使って加工する。
4つ目は製品加工。多くのデニム商品は縫い上げた後に洗いや脱色などの
加工を行う。ここでも大量の水と有害な薬品を使用する。
世界中のメーカーが環境問題への取り組みを進める中で、僕が岡山県伊原市
のデニムメーカーに依頼して作ったのがこのデニム。
おそらく世界で初めての生地です。原料にはオーガニックコットンを使用。
遺伝子組換えされていない種子をオーガニック認証を受けた農園で栽培した綿。
この原料で作った糸をインド産の本藍で染めた。合成インディゴに比べて環境
に与える影響は格段に少ない。一定期間排水槽に貯め、沈殿物を取り除いた後に
処理をしてから排水する。通常、本藍染はほぼ全て枷(かせ)染めで染められる。
しかしこの染め方では糸の芯まで染まってしまい、デニム特有の中白による
色落ち感を楽しめない。
そこで正しく色落ちするロープ染色で藍染した(これができる工場はとても少ない)。
製織には豊田のG10シャトル機械を使いセルビッチデニムにした。
縦糸本数を通常より多めにして、少し薄手の生地をしっかりとさせている。
現代的なちょうど良い肉感を目指した。罪悪感なく」堂々と履けるデニムが出来た。
「デニムは汚いビジネス」とは言わせない。
このジーンズでもう一度デニムを楽しんで欲しい。
(Textカタログより抜粋)
Classic Fit Jeans/T19C-16PT01C
COLOR / INDIGO(本藍)
SIZE / 00,0,1,2,3
PRICE / ¥20000+tax
GARDEN
30-26 Higashimachi Kurume Fukuoka 830-0032
Open 13:00-20:00 Tel 0942-38-4339
info@garden-clothing.com
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